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常布の滝(じょうふのたき) 07.6.30



第2回目の『日本の滝100選巡り』は温泉で有名な草津にある『常布の滝』です。草津には何度も行っていますが、この滝の存在は全く知りませんでした。というのも山深い場所にあり、以前は遊歩道もなく『幻の滝』と呼ばれていたらしく、観光ガイド等でも扱いが小さかったようなのです。
起きた時間次第で、今日、見に行く場所を決めようと思っていたのですが、朝3時に目覚めてしまったので、候補地の中で一番遠くルートもハードそうな常布の滝に決め、3時40分出発です。夜明け前の17号線をひたすら北上、渋川で国道353へ。草津手前で給油し3時間40分で草津到着・・・するも草津は雨。道の駅で雨宿りです。
7:50雨も上がり、再スタート。地図を頼りに進むも、入山口が見つからず、大荒天の白根山頂まで来てしまい、引き返してようやく入山口を発見(写真)です。
  


 
入山し、最初の20分は緩やかな上りの、通称『蟻の塔渡り』と呼ばれるほぼ直線の道を進みます。すれ違う人どころか、同方向へ進む人もおらず、熊よけの鈴の音と何処かで鳴いている鳥の声のみが聞こえる、山道を進みます。蟻の塔渡りに飽きてきた頃、下り道にさしかかり突然といった感じで水の音が聞こえ始めます。『滝は近いな』とこの時は思ったのですが甘かったです。更に10分進むと『常布の滝』の看板。『やった!着いた!』と感激し50m程進むと行き止まり・・・ただの展望台。写真のような遠景のみ。
物足りないので付近を捜索するとこの看板。どうやら近くまで行けそうだ。既に相当疲労しているものの、瀑マニアとしてのプライドが体を動かします。
そして約5分ほど進むと、分岐路がありこの看板。一瞬ひるむも構わず進みます。まずは強烈な下り。雨上がりなのでかなり滑ります。しかしルートとしては『帰りに登るのが嫌だな〜』って感じだけで難易度は低そう。とにかくひたすら下ります。下りきると、今度は上り。段々遊歩道の崖が崩れていたり、足場が悪くなったり、倒木をくぐったり、自分的にはハードだ!と言わざるを得ない状況に。で、普段の運動不足が如実に露になっていきます。滝壺までのルートは険しいけど、険しさより自分の体力(脚力)のなさにがっかりです。散々上り下りを繰り返し、もうヒザはガクガク・・・もう限界、といういところで滝壺に着きます。

 


 
しかし!!!!全て報われます!!!ココは豪快です!雨上がりも幸いし、轟音を立て水は滝壺をうっています。これでもか!というくらい掻いた汗も滝からのマイナスイオンと涼風であっという間にひいていきます。
いやぁ素晴らしい。山上級者には物足りない道程かもしれないけど、初心者にはとんでもなく辛く長い道程だったので、感慨もひとしおです!
でも帰り道が・・・考えるとゲンナリしてしまいますが、帰らない訳にはいきません。でも思ったほど帰りは苦でなく往路は30分かかった道のりを、復路は20分で踏破しました。つまり滝付近の上りが険しくキツイんですね。往路に嫌だなと思った序盤の下りは、何てことなく登れました。ましてやほぼ下りオンリーの蟻の塔渡りはグイグイ、スピードを上げて下りました。
結局、往復で滝鑑賞時間を合わせて2時間強でした。
 



色々書きまたが、体力に自信のない人は遠目からの観瀑で我慢した方が賢明だと思います。私自身が体力に自信がないというか、日ごろの運動不足があったので、かなりキツかったです。本当にこのまま谷に落ちてもイイやって位い限界に近くきてましたので、自己判断をしっかりとされ、事故に会われないよう気をつけて下さい。
写真は、入山口に戻ってきた目の下クマだらけのオジサンです。
帰りは湯畑により、饅頭大好きな母のために、温泉饅頭を仕入れ帰路に着きました。走行距離395Km、所要時間は丁度10時間でした。
明日は昇仙峡の仙娥滝へ車で家族同伴でいきます!家族が『連れて行け』とうるさいので・・・
私的評価
アクセス ★☆☆☆☆ 入口が分からない上に、ルートは超ハ−ド
豪快さ ★★★★★ 近くまで寄れ豪快!直瀑も好み
美しさ ★★★★☆ 周りの岩盤の色も神秘的でGood!
雰囲気 ★★★★★ 頑張った者だけが手に入れられる最高!
好感度 ★★★★★ 滝壺まで行く根性があれば5つ星。